オールドアブの補修について
キズがついたり、使い込むほど愛着が湧く2500Cや3500C。
いわゆる「オールドアブ」と呼ばれているこれらリールのパーツは既にAbuでの保証・供給は終了しています。
ドレスアップパーツやチューンナップパーツはAveilやValleyhillなどいくつかのメーカーから販売されています。
が、それ以外のオリジナルのパーツが破損してしまった際、オリジナルから変更する事なく修理するには?
以前こんな探し方をしました。
メインギアシャフトのネジ山をナメてしまった!
ハンドルナットが少し斜めであることに気づかず、締め込んでしまったためです。
もう一度真っ直ぐ締め直してみたものの、ハンドルに力をいれると、カクンとナットがズレてしまい、ハンドルが固定されません。
使えないことはないけど、別の箇所も破損させるなど影響が出てしまいそうです。
まだまだ使いたいのに
再生できないか、まずはネジ山の補修剤などを探してみました。
が、ナット側の補修は比較的容易に出来そうなのですが、シャフト側で力のかかる箇所の補修にはパテ盛りは向いていなさそうです。
残念、購入します。
パーツを確認して
アブガルシアのパーツナンバーが見れるAbuのサイト(Reel Schematics)で3500Cを検索します。
パーツは販売していませんが、資料は公開してくれています。
「975494」もしくは「975437」がドライブシャフト。
Shimのありなしで異なるようです。
eReplacementParts.comやebayで調べてみると、ありました。
復活!
パーツを取り寄せて交換・取り付け。
違和感もなく無事治りました。
オールドアブでもパーツを探すことが出来れば修理することはでき、まだまだ活躍してくれます!
ABU's memory
また日本のショップでAbuの中古パーツを扱う「ABU's memory」でも3500C用のドライブシャフトを見つけることが出来ました。