ベイトリールのハンドルノブを何種類か使っています。
現在使用しているノブはメーカーのノーマル以外にはAvailのEVAスリムノブとmibro 3cハンドルノブ。
ノブの形状によってこんなに使い心地が違うものかと感じたので備忘録として。
材質の違い
シマノのノーマルノブは使っているうちにベタついてくるようです。
「ノブを変えたい!」と思ったのは「なんか触り心地がイヤだなぁ」と感じたから。
カスタムパーツではノーマルのノブのラバー素材の他にプラスチックや天然木、コルク、チタンなどがあります。
軽さや感度、見た目の美しさなどそれぞれの素材の良さがありましたが、握り比べた際にしっかり握れる・指に馴染む感じのEVA素材が自分好みでした。
Avail EVAスリムノブ
現在使用しているAvailのEVAスリムノブは握りつぶしてもこれっぽっちも凹みません。ガッチリ握れます。
mibro 3cハンドルノブ
一方mibro 3cハンドルノブはしっかりした素材なのですが、ぎゅっと握ると少し凹み、指にフィットしてくれます。
ちなみにAbuのノーマルのEVAノブはこれらの中間くらい。
形状の違い
ノーマルのノブの形状と比較して、ラウンドタイプのメリットについてを「咄嗟の握りやすさ」をあげていました。
フッキングの時など無意識の間に考えているんですね、気にしていませんでしたwww
円筒状の形によって、ノブにフラット面が無い。それにより咄嗟にグリップした場合でも毎回同じようにグリップしやすいというメリットがある。
plus.luremaga.jp
形状は、断面が丸形の為、ソフトベイトやジグのようにロッドでアクションをつけて、余ったラインを巻き取るような断続的にタッチする場合でも、指の中で平たい部分を探すような無意識動作がなく、また先端部分がフランジ状に広がっている為、巻き物を使った際の巻き合わせでもすっぽ抜ける事がありません。 mibro.info
使い分け
指がかかる位置?
AvailのEVAスリムノブのようにノブの中心辺りから太さが変わるタイプと、mibroの3cハンドルノブのようにノブの端で広がっているタイプでは指が掛かる位置が違うということ。
巻きモノのリーリング中やファイト中、人差し指と親指二本でつまむのか、人差し指と中指をかけ、親指の三本でにぎるのか、釣りのスタイル (クセ?) で好みが別れそうです。
個人的に巻きモノの場合巻き抵抗の大きなルアーはやらないので、軽くノブをつまむようにして巻きます。その際この「指が掛かる位置」というのが思った以上に集中力に影響がありました。
というのもAvailのEVAスリムノブのようにノブの中心辺りから太さが変わるタイプ場合、つまむ位置がハンドルに近く、ハンドルを回している際に人差し指がハンドルに当たることがあるから。
なのでリールの重心からは離れてしまうのですが、巻きやすいのはmibroの3cハンドルノブ。
ジャークベイトやペンシルベイトもこっち。
逆にフロッグや打ちモノをやっていて咄嗟にハンドルノブをがっちり握ってゴリゴリ巻いてカバーから引き出すのはAvailのEVAスリムノブがしっかり握れる。
Abu TFL110ハンドル
使用したことは無いのですが、キムケンこと木村建太さんプロデュースのTFL(トリプルフィンガーリフト)ハンドルは、人差し指と中指の2本に薬指を加えて指を3本かけてハンドルを巻くことで、マグナムクランクなどヘビー級ルアーをより力強く巻けるように開発したそうです。
木村建太さんはレボウインチやビーストのハンドルをこのTFL110に交換して使用されているようです。
バラマンディやサワーイなどとのファイトにガッチリ握れるノブ!
使ってみたい!
木村健太さんがこのTFL110ハンドルについて5分20秒ころから紹介されています。
キムケン木村建太が自身のプロデュースする新作アイテムなどを一挙ナマ解説
DRTのVARIALもず〜っと気になっています。 けど、売ってない!
スタイルによって使い分けるとリールがさらに専用機に仕上がって楽しそうです。
取り付け方法も
3cハンドルノブは取り付け方法も紹介してくれています。
バラマンディ用にリールをカスタマイズをした記事はこちら