そして悪魔は囁き続けます。
シマノ スコーピオンは同社のスタンダードなベイトリール。16 スコーピオン71XGはコンパクトで扱えるルアーの幅も広く、価格も手にしやすい値段。
約20年ぶりの釣り復帰後に左ハンドル・エクストラハイギアに惹かれ、最初に購入したリール 。
バンコクでのバラマンディ用 や ブラックバスのフロッグ用にカスタマイズしました。
対怪魚はロングハンドルでしょ
ロングハンドル化のメリットして、個人的には巻き上げのトルクが向上して、カバーから引きずり出したり、デカい魚とのファイトが楽になると今は感じています。
ロングハンドルは各社から魅力的な商品がたくさん紹介されているものの、ロングハンドルが自分に合うかわからないのに、エントリーモデルのベイトリールとほぼ同額のハンドルを購入することが出来ませんでした。
色々調べてみると、シマノのベイトリールは基本的に 42mm (ハンドルの中心からハンドルノブの中心まで、カスタムパーツではノブの中心からノブの中心までの長さで表記されている事が多いので、シマノ表記の42mmの場合、84mmという事)ですが、17クロナークMGL ノーマル/HGは標準で45mm、16メタニウムMGL XGや17クロナークMGL XGは同じく48mmのハンドルを採用しています。
それぞれ90mmと96mm。いわゆるロングハンドルです。
そして、16スコーピオンと16メタニウム、17クロナークはそれぞれのハンドルに互換性がある事がわかりました。
そして、カスタムパーツ製品より安い。
純正でメタニウム、クロナークともXGには48mmが採用されているのは、XG(ギア比8.5:1のエクストラハイギア)にはロングハンドルで巻き取る力をサポートしているからなのでしょう。
純正ハンドルは通販では購入できないようなので、メタニウム純正48mmハンドルを釣具屋さんで注文しました。
もちろんカスタムパーツはカーボン製で軽量化が図られていたり、デザインがカッコ良かったりで差別化出来ます。
対怪魚はラウンドノブでしょ
悩んだ挙句、形状と重さ、価格で比較して購入したのはAvailのEVAスリムノブ。
Availは3500Cのカスタマイズでも利用したので安心感がありました。
個人的な感想ですが、ラウンドタイプ(円筒形)のAvailのEVAスリムノブは指のかかりが絶妙でつまみやすく、力がかけやすくてノブの重さである程度遠心力が作用するのか、巻きやすいと感じています。
GMノブキャップも別途必要となります。
「最初から込みのパーツにすれば良いのに」と思いつつ、キャップの色で印象が変わるので、結構大事なパーツだったりします。
ただ、現在は生産終了なのでしょうか? AvailのEVAスリムノブを検索しても出てきません。
( 追記:一時的にストックアウトだったようです )
比較したのはZPIのEVAライトノブスリムロングと夢屋EVAノブタイプ3ショート。
いずれも魅力的で、形状・重さでの使用感の違いなどいつか試してみたいと思っています。
Avail EVAスリムノブ 7.5g
ZPIのEVAライトノブスリムロング12g
夢屋EVAノブタイプ3ショート 6g
ルアマガでノブの特徴と使い分けを紹介していました。
かっ飛ばすボールベアリング
スプールを支えるベアリングをセラミック製の高回転ベアリングに交換。
正直プラシーボ効果なのでしょうが、個人的には良く回っていると感じました。
バラマンディ相手は負荷がかかるので、ヘッジホッグのAIRシリーズの中でも強靭なHD。
2ヶ所交換なのでセットで購入。
10ベアリング仕様!
ここからはもう効果についてはわかりません。ただ、上位機種ではこの辺りにもボールベアリングが装着されています。
分解図で部品番号0006「ハンドルノブブッシュ 09ULT2500 H/K BUSH B」と表記されている樹脂製のカラーを4mm×7mm×2.5mmサイズのボールベアリングと交換出来ます。
ハンドルノブやウォームシャフトへボールベアリングを追加し、巻き心地向上、のはずです。
これで10ベアリング仕様。
もちろんコダワる場合にはヘッジホッグスタジオのリール用に厳選されたボールベアリング。
個人的にはスプール以外にはそこまで厳選しなくても良いかなと感じています。
陸戦高機動型スコーピオンの完成
赤ラメボディのスコーピオンに赤いノブキャップが効いてます。
狙い通りにリール本体の戦闘力が上がり、モチベーションも上がります。
釣りのタックルなので「陸戦型」ではないのですが、単に「陸戦型」というコトバが好きなのです。
恐るべし、悪魔の囁き。
カスタマイズパーツは「リールチューニング・ベアリング専門店のヘッジホッグスタジオ」さんで見つけることができました。