また伸ばされた！
バラマンディの強烈なファイト、無事ランディング出来てもバラシても、ルアーには歯形がつき、時にフックは伸ばされたり、折られてしまっています。
伸ばされたフックをスプリットリングから外し、針先鋭い新品に付け替えます。
ルアーに付いたその無数の傷を見ながら「楽しかったなぁ」と釣行に浸れるわけですが、問題はその「交換されたフック」。
先の鋭いフックを誤った方法で捨てることはゴミ回収や選別作業の際、作業員の怪我につながる大変危険な行為です。
だんだんとたまってきた「不要となったフック」の廃棄方法について調べてみました。
まずはメーカー
と思ったらどのメーカーも特にフックの廃棄方法には触れていませんでした。
「使用済みの釣鈎は、そのまま釣り場へ捨てたり、他のごみと一緒に廃棄せず安全に持ち帰り、責任を持って処分して下さい。」
がまかつからのおねがい | がまかつ より引用
市区町村の対応
フックの廃棄に決まった方法は無いようですが、ごみの回収を行なっている市区町村の自治体毎に定められているようです。
米原市 公式ウェブサイト より引用
| ごみの種類 | 区分 | 収集に出す際の条件など |
| 釣り針・リール | 不燃ごみ | (特に記載なし:筆者補足) |
| 品目 | 分別 | 出し方のポイント等 |
| 釣り針 | 不燃ごみ | 紙等に包んで「危険」と表示してお出しください。 |
横浜市ごみ分別辞典「MIctionary（ミクショナリー）」 | 分別検索
| 品目 | 出し方 | 出し方のポイント等 |
| 釣り針 | 小さな金属類 | 新聞紙等に包み品名を表示 |
| ルアー | 燃やすごみ | 金属製のものは小さな金属類へ |
いくつかの市区町村を調べて見ましたが、メジャーな釣り場を擁する自治体でも「釣り針」について記載されているケースは少ないようです。が、基本的には各自治体とも「不燃ごみ」として扱われ、何が入っているのか、また内容物が「危険」である事を明示して廃棄するよう求められています。
お住いの地域のごみ出しのルールに従って適切に廃棄してください。
なお自治体の処理施設の能力により回収方法は異なるようですが、「不燃ごみ」としてまとめて回収し、埋立てて処理されたり、破砕された後スチール成分が選別され鉄スクラップとしてリサイクルされるようです。
อันตราย
タイでごみを棄てる場合、ざっくりと「生ごみ」と「その他のごみ」と分けられてはいますが、結局まとめて持って行くらしく、ごみの分別はあってないようなものです。
回収後に売れるものをごみの中から集めている事もあります。
ちなみにタイ語で「危険」は「อันตราย（アンタラーイ）」
ケガをさせないためにも、タイで危険なフックを捨てる際は書いておきましょう。
