かぜのように、雲のように。

約20年ぶりに再開したルアー釣り。バンコクでのバラマンディを相手に疑問や試してみた事の備忘録。タイやシンガポールなどの海外遠征釣行の一助になれば。

対バラマンディ ワイヤーリーダー考察 入り口編

対バラマンディ ワイヤーリーダー考察 入り口編

釣り堀とはいえ、怪魚バラマンディは凶暴なファイトを見せてくれます。

ザラザラのヤスリ状の歯を持ち、これがラインを傷つけラインブレイクを招きます。

一瞬の強烈な重みを残し「ふっと」軽くなる瞬間が本当に悔しい。

そこで、今までブラックバスを相手にした事しかない自分にとっては初めての「ワイヤーリーダー」を使ってみることにしました。

最初に使ってみたのはタチウオ用。

以前バラクーダを釣り上げた際にその鋭い歯でスパンっとラインが切れたことがあり、今回もバラマンディの歯によるラインのダメージと考えました。

調べてみるとタチウオなど歯の鋭い魚を狙う際はワイヤーで出来たリーダーを入れるとのこと。

f:id:kazekumo:20190130035215j:plain 懐かしのZEAL テラー90です。

f:id:kazekumo:20190130034255j:plain

PE3.5号にタチウオ用ワイヤーリーダーという組み合わせでトップもジャークベイトにも対応できました。

ラインもボロボロにならず、やはりこれが正解かと思っていたのですが... 

f:id:kazekumo:20190129191229j:plain

ほつれてしまいました。

 

7本捻りのうち3本が切られてしまいました。

新しいワイヤーリーダーを結び直し、再びジャークをしていると「ゴンッ! ふっ...」

切れました。

ワイヤーの真ん中から。

2本入りパッケージなのでもう手持ちのワイヤーリーダーはありません。

その後はPEをスプリットリングに結んで使用していましたが、更に2回ラインブレイク。

うち1回はチャドー(ジャイアンスネークヘッド)で、ランディング直前に手元で切れました。

うぅ...

 

次はナマズ用。

タチウオ用のリーダーは細いワイヤーを使っており、バラマンディ相手には掛かり方やファイトによっては強度不足のようでした。

そこで次に試してみたのはナマズ用のワイヤーリーダー。

ナマズ用の場合、リーダーを使う理由はタチウオのように「鋭い歯からラインを守る」というよりはPEとルアーの絡み防止が主な目的のよう。そしてタチウオ用と比べリーダーが全体的に、ゴツイ。

 

ルアーをリグった際の「装備」感がアクションに影響がありそうな気がしたものの、ちゃんとバラマンディはキャッチできました。

が、

この日のワイヤーリーダーを使った「切れない」という目的の結果は、ラインブレイク3回(うちアワセ切れ2回)、高切れ1回というもの。

なぜ切れる?

 

要カスタマイズ?

ラインが切れる原因を考えるに、ラインがワイヤー に擦れて傷ついている可能性がある他に、使用しているデコイのワイヤーリーダーの結束部分に問題がある気がしてきました。

f:id:kazekumo:20190129211006j:plain

  1. ザラザラのワイヤーに直結するため、徐々に結束部のラインを傷つけているのではないか?
  2. ザラザラのワイヤーに直結するため、フッキング時は輪が伸びてラインを挟み、強烈なバラマンディの引きでラインを切断してしまうのではないか?
  3. カシメからはみ出しているワイヤーの切断面にラインが引っかかったり擦ることで、ラインを傷つけているのではないか?

これらを解消するための弱点補強のカスタマイズをしてみようと。

 

カスタマイズ編に続きます。

kazekumo.hatenablog.jp

にほんブログ村 釣りブログ 海外釣行記へ
ポチっとしてくださると ↑ モチベがあがります(笑)